【2024】失敗しないフィンランド免税手続き10のポイント【最大19%還付】

フィンランド

マリメッコやイッタラなど魅惑のブランドがたくさんあるフィンランド。フィンランド旅行ではたくさんのものを買ってしまうことも多いです。そして、フィンランドでは正しく免税手続きすれば最大19%も還付されます◎フィンランド旅行初心者でもわかりやすく、免税手続きを失敗しないためのポイントを徹底的にまとめました!

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フィンランド免税方法を簡単に説明

フィンランドでの免税方法を簡単に説明すると
こちらの4ステップです

フィンランドの免税方法
  1. お店で商品を買う
  2. 購入時にお店で免税書類をもらう
  3. 空港の免税カウンターで免税書類を渡してスタンプをもらう
  4. その場でスタンプ付きの免税書類を提出して還付金をもらう

これだけ見ると簡単なのですが、

色んなところに落とし穴が・・・

その結果、最大19%も返ってくるはずが

もらえないという悔しいことになりますので(経験済み)

ポイントをおさえて正しく免税手続きをしましょう◎

その1 フィンランド免税機関は主に「Global Blue」と「e-tax free」

まず免税の還付金って誰が返してくれるの?国?

実は免税をサービスとする企業が、その還付手続きをしてくれます。

そして、フィンランドでは主に2つの免税企業が採用されています。

フィンランドの免税機関
  • Global Blue
  • e-tax free(planet)

の2つです。

どちらの機関で免税できるかは、

お店がどちらの免税機関を選んでいるかによります!

ここで重要なのは、

Global BlueならGlobal Blueの空港免税カウンターで

e-tax freeならe-tax freeの空港免税カウンターで

スタンプをもらわないといけません。

現在「e-tax free」は「planet」に改名しましたが、「e-tax free」の名前が根強いのでこちらで記載します

しかし、フィンランドではグローバルブルーを採用している店舗が圧倒的に多く

免税手続き=グローバルブルーデスクに行けばよいと思い込んでいて

結局e-tax free採用店舗で購入した免税手続きができませんでした・・

そして、後にも書きますが、

空港ではスタンプをもらいたい人が押し寄せるのでかなり並びます。

かなり並ぶ上に2つもカウンターをまわらないといけないことを頭に入れておきましょう。

どちらの免税機関に行けばよいかは、店舗でもらえる免税書類を見れば確認できます。

2つの違いと主な採用店舗(以前私が確認したもの)をまとめるとこちら▼

 Global Bluee-tax free
還付率1つのレシートの合計金額で計算複数のレシートの合計金額で計算
採用店舗マリメッコ、Kcitymarket、カウニステ、ムーミンショップイッタラ、フィンレイソン

還付率は購入合計金額が高いほど、多く返ってきます。

Global Blueは1回の購入金額で還付率が決まりますが、
e-tax freeは複数のレシートを合計して還付率が決まります。

どちらにせよ1回の購入額は40ユーロ以上必要(後で説明します)

そして、個人的にフィンランドで買いたいものトップ2に入る

マリメッコとイッタラが別々の免税機関のため、

2つの免税カウンターをまわらないといけないです。

もし、これを回避するのであれば、イッタラはKcitymarketで買うのがおすすめです。

Kcitymarketはマリメッコと同じGlobal Blueを採用しています。

それに、イッタラアウトレットよりも安く買える場合があります。

詳しくはこちら▼

フィンランド旅行の費用を15万円以上節約する15の方法【ヘルシンキお得情報も】
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ポイント
  • 免税機関は主に「Global Blue」と「e-tax free(planet)」の2つがある
  • 店舗によって採用機関が異なる
  • 空港ではそれぞれの免税カウンターでスタンプをもらう必要がある

その2 フィンランドのお店が免税可能か確認する

免税するならまずはそのお店が免税対応しているかを確認します。

多くのお店で免税対応していますが、スーパーや規模が小さいお店だと

対応していないこともあります。

たいていのお店が、店頭のドアや

レジにグローバルブルーかe-TaxFree(planet)のマークを掲げているので

それが確認できたら、免税可能です(写真はplanet)▼

しかし、たまによくわからない時があるのでレジで確認しましょう

「Can I buy tax-free goods here?」

もしくは

「Tax-free please」

でも通じると思います。

私の経験上、免税できたお店、できなかったお店がこちら(2019年時)

免税可能免税不可
マリメッコ、イッタラ、フィンレイソン、カウニステ、イヴァナヘルシンキ、ストックマン、K-citymarketK-supermarket、K-market、トックマン

個人的に驚いたのが

大型スーパーであるK-citymarketでも免税ができたこと!

ばらまき土産に、ムーミンコーヒーや紅茶、フィンランドの人気チョコファッツェルなど

お土産店よりスーパーで買う方が安いのに、さらに免税もできてかなりお得です◎

ダメ元で

免税できますか?

と聞いてみたら

できるわよ♪このレシートもってあのカウンターに行ってね

と言われてびっくりでした。

ということもありえるので、どのお店でも常に免税可能かは確認した方が良いです。

ポイント

どのお店でもまずは免税が可能かを確認すること

K-citymarket。K-supermarket、K-marketの違いはこちらにまとめています▼

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その3 商品購入時にパスポート提示が必要

免税に失敗する大きな原因のひとつが、

パスポートをホテルに忘れること!

免税には買い物時にパスポートが必ず必要です!

買物に行くなら常に持ち歩くことをおすすめします
(なくさないように注意してください)

免税を申し出て、パスポートを店員さんに渡すとたいてい

「書類のここに名前と住所(市の名前だけOK)書いてね」

と免税書類を渡されるので、その場で書きます。

あまり観光地で無い場所だと、書いてと言われないので、後ほど自分で書きます。

私はやったことないですが、K-citymarketであれば

レジと免税カウンターがわかれているので

その日中であれば一度ホテルに戻ってパスポートを持って

パスポート、未開封の商品、レシート

を購入したKcitymarketの免税カウンターにもっていけば

免税してくれるのではないかなと思っています。

マリメッコなどは、レジでレシートを出すのと同時に、免税処理をするので

一度持って帰ってというのは難しいかもしれません。

万が一パスポートを所持していなかったときは、一度お店の人に確認してみてください。

ポイント

商品購入時にパスポートが必ず必要!

その4 一度に40ユーロ以上購入する

次に重要なのが、

一度に40ユーロ以上購入しないと免税の対象にならない

ということです。

買いたいものが複数あるなら、一度でレジに行けるようにした方が良いです。

友達と一緒に購入するのもありですね。

ただし、還付金はパスポート提示した方に返金されるので注意です。

ポイント

一度に40ユーロ以上購入すると免税対象

その5 一度の購入金額が多いほど還付率が高くなる

先ほども少し説明しましたが、

還付金は最大19%となっていて、なぜ最大なのかというと

購入金額が多ければ多いほど還付率も大きくなるからです

Global Blueの場合、会計ごとに還付率が決まるので

還付率を高くするには、1回の会計でできるだけ多く買った方がお得です。

一方、e-Tax Freeは複数の会計を1つにまとめて還付率を計算してくれます。

ポイント

Global Blueで還付率を高くするならできるだけ一度の会計でまとめて買う

その6 免税商品は開封してはいけない

意外と知らない人も多いのではないかと思うのですが、

免税品はその国内で使うことはできません

フィンランドでは特にこのあたりがしっかりしていて

免税品を購入すると、免税シールでぐるぐる巻きにして密封されます。

空港の免税カウンターではこのシールが剥がされていないか

厳しくチェックされるので、

免税手続きを行うなら日本に戻るまで開封してはいけません。

逆に言うと、現地ですぐに使いたいものは免税手続きできないということです。

例えば、現地でマリメッコの服を買って、

旅行中着たいということであれば、免税手続きはあきらめてください。

また、その5で、できるだけ一度に購入した方が良いと書いたのですが、

一度包装されてしまうと、開封することができないので

持ち帰る時に、スーツケースや手荷物に分散できません。

密封されるまえに、例えば箱形の商品の中に、別の商品を詰めておくとか
(もちろんレジを通してからです)

パッキングの時に詰めやすいように工夫が必要です。

ポイント
  • 免税手続きする商品はフィンランド国内で使用できない
  • 一度の会計商品はひとつのパッケージで密封されることが多い

その7 空港の免税カウンターが激混み

免税手続きに失敗する最も大きな原因が

空港でスタンプがもらえなかった!

だと思います。

ヘルシンキヴァンター空港からアジアへむかう飛行機は

夕方に便が集中しています。

中国の人も、名古屋の人も、東京の人も、大阪の人も、九州の人も

みんなこの時間めがけて空港にやってきて免税手続きをしようとします。

それに対し、チェックイン前の免税カウンターはたったひとつ
(Global Blue、 e-Tax Freeそれぞれひとつずつ)

税関職員も2人くらいしかいないという体制でした(2019年時)

このため、かなり並ぶことになります。

それを知らず、2時間前くらいに空港について

手続きしようとしても、チェックイン時間に間に合わず

泣く泣く免税手続きをあきらめるという話をよく聞きます。

なので、GWや夏休みなどアジア人が多く帰国しそうな時期であれば

2時間前よりも早く空港へ向かった方が安心です。

MUFGプラチナカードがあれば、空港のラウンジで食事や飲み物を

無料で楽しめるので、早めに着いて、免税手続きをして

ラウンジで楽しむというプランもおすすめです◎

MUFGプラチナカードについてはこちらで紹介しています▼

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ポイント

空港の免税カウンターへは余裕をもって向かうこと

その8 空港チェックイン後も免税が可能

空港チェックイン後のエリアでも免税手続きが可能です。

もし、チェックイン前の免税カウンターが行列で免税手続きができなかった場合、

チェックイン後の免税カウンターで手続きをする方法もあります。

逆に言うと、空港チェックイン後のエリアで購入した物も

免税で購入するなら、免税手続きが必要ということです。

日本の国際線チェックイン後のような免税ショップでは

パスポート見せるだけで、消費税無しの価格で購入することができます。

しかし、ヘルシンキヴァンター空港で、免税品を購入するなら

街で購入したのと同じ手順で購入した上で

チェックイン後エリアにある免税カウンターで免税手続きする必要があります。

免税カウンターはシェンゲンエリア、非シェンゲンエリアのどちらにもあります。
(e-tax free は非シェンゲンエリアのみ)

日本へ帰国の際には、最終的に非シェンゲンエリアに入るので

ここの免税カウンターで免税手続きすることも可能です。

ただし、チェックイン前の免税カウンターと同様、

チェックイン後の免税カウンターもかなり混むことが多いので注意が必要です。

ポイント

チェックイン後で購入した商品も免税手続きが必要

詳しい場所はこちらで紹介しています▼

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その9 免税前の商品をスーツケースに入れて預けてはいけない

全ての免税品は、税関職員に見せる必要があります。

そのため、免税手続き前にスーツケースを受託手荷物で預けてしまうような

ことがあると、税関職員に免税品を見せることができず

免税手続きができなくなります。

その8で、チェックイン後にも免税手続きができると書きましたが

受託手荷物として預けてしまうと免税手続きができません。

なので、機内持ち込み手荷物として、商品を持ち込む必要があります。

航空会社やチケットにもよりますが、機内手荷物の重量は

かなり制限されているので、全ての商品を持ち込めない可能性が高いです。

チェックイン時に機内持ち込み手荷物として持ち込める範囲のみが

免税手続き可能となります。

また、受託手荷物を預ける前でも、スーツケースの奥深くに免税品を

しまうのはオススメしないです。

結局税関職員に全ての商品を見せないといけないので

スーツケースを開けて、商品を取り出さないといけないです。

スーツケースに入れるのであれば、開いたら、すぐに見える位置に

しまった方が良いです。

ポイント

免税品は税関職員に見せる必要がある

その10 セルフ免税機はなくなった

免税カウンターではなくセルフで免税手続きができる機械が以前はあったのですが▼

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2022年の空港リニューアルに伴い設置がなくなったようです

ここでは、パスポート、免税書類、飛行機チケット情報、クレジットカードがあれば

還付手続きを自分で行うことができて、とても時短だったので残念・・・

このため、やはり繁忙期には早めに空港に着くことが重要です!

フィンランドの免税手続きまとめ

フィンランドの免税手続きについてまとめました

最大19%も返ってくるので、正しく手続きをして

還付金をもらいましょう◎

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フィンランド ヴァンター
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